校長の田中です。
今日は、残念なことに、日本中学校体育連盟(中体連)から、夏季大会についての中止の連絡が来ました。3年生にとっては、最後の大会。地区予選、十勝大会、全道大会、そして全国大会へと続く、中学生にとっては、オリンピックや甲子園並みの舞台であるはずの大会でした。
皆さんの健康、新型コロナウィルス感染拡大の対策、準備日程、各地域の状況…さまざまなことを検討した結果の判断だと思いますが、大会に懸けていた選手の皆さんの気持ちを考えると、本当に残念です。
インターネットにこんな記事がありました。インターハイと全中が中止になったことを知った陸上競技の桐生選手のコメントです。オリンピアンからのエールです。
(THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュースサイトから引用、一部中略、改変)
リオ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀は「みんなで乗り越えよう」とつづり、続けて「全中がなくなりインターハイがなくなり今の中高生になんて声をかけたら元気が出るのだろうか。中学生にはインターハイがあるから頑張ろう、高校生にはインカレや日本代表があるから頑張ろう、と俺は安易に言えない。なぜなら自分は全中やインターハイに出ているから」と複雑な心境を吐露。
「今までやってきたトレーニングや苦しかった事、楽しかった事や仲間との時間は色褪せないと思う。中止となってしまった事はやむを得ない判断だと思う。今は、前を向いて今出来る事、今しか出来ない事、できる限り悔いを残さない学校生活、陸上競技を楽しんで欲しいと願います」と祈っている。
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